2016年4月19日火曜日

なぜ一流のリーダーほど偉そうな態度を取らないか

 4月は、人事異動や組織編成の時期です。
 新しい職場環境、新しい仕事、新しい人たちと仕事をしていくうえで、期待と不安が入り交じる時期でもあります。職場での「役割」が変わることにより、「肩書」も変わった人も多いのではないでしょうか。
 組織のなかには、多くの「役割」があり、それゆえ、様々な「肩書」が存在します。
 ビジネスエリートの皆さんにとって「肩書」とは、何を意味するものでしょうか?
 あくまでも仕事をする上での役割を示すものなのか、それとも人生そのものを表すものなのでしょうか。

役職の高い人ほど
プライドが高いというのは本当か

これまで秘書として10名のエグゼクティブの補佐をしてきた私の経験では、「役職の高い方は、穏やかで謙虚な人が多い」ように感じられます
 秘書として働いていた時、よくこんなことを質問されました。
 「役職の高い人ほど、偉そうにしているものですか?」
 「ポジションの高い人ほど、気難しいものですか?」
 「人は偉くなればなるほど、偉そうになっていくのですか?」
 最初に質問をうけたのは、職場で一緒に働く新入社員の同僚からでした。
後輩:「秘書の人って、ほんとうに大変ですよねぇ」
私:「どうしてそう思うの?」
後輩:「周りにプライドの高い人ばかりいて、いろいろと気遣ったり、細々としたことに気を配ったりして大変ではないですか?」
私:「そういう意味ね」
後輩:「そうです。役職の高い人ほど、プライドが高くて近寄りがたい感じがして…」
私:「えっ、そういうイメージがあるの?」
後輩:「はい、なんだか近寄りがたいし、仕事がしづらいイメージがあります。あっ、私のような新入社員がそんなことを言っていてはいけないですよね(笑)」
私:「そういうふうに感じているのね。でも、実際は、役職の高い人ほど偉そうにしていないものだと思うわ」
後輩:「そうなんですか!?」
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─情報元:ダイヤモンド・オンラインサイト様─