2019年7月9日火曜日

初任給はアップしているのに…新入社員の生活苦が続くワケ


 私が就職した平成元(1989)年、初任給の平均月収は約16万円でした。それが今は4万円以上もアップしています。でも、大量採用の結果、新入社員ですらリストラの対象にしている企業もあります。

 昔より給料はアップしているというのに、生活必需品が買えないほどの生活苦……と嘆く新入社員もいます。入社と同時に、奨学金などの借金返済が始まるという理由だけではありません。

 モノの値段も関係しているのです。たとえば吉野家の牛丼は30年前は400円でしたが、その後、200~300円台で推移し、今は352円とまだ安いほうです。

 しかし光熱費、食費、住居費は10%以上も値上がり。光熱費の半分を占める電気代は、支出全体の2%だったのが、今は5%を占めるほどに上昇。統計のある19年前の年間5万円の電気代が、今は7万円以上になり、単身者世帯の負担が増えています。

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