商品の発見と決済をアプリ内で完結させる「TikTok Shop」が日本で始動した。衝動買いを誘発するプラットフォーム上での“TikTok売れ”に期待がかかる。30~40代のTikTok利用率が急伸する追い風を受け、国内ブランドの出店も相次ぐ。「動画コマース元年」と言われて幾年月。本当に定着するだろうか?
国内の月間アクティブユーザー(MAU)が既に3300万人を超える規模に成長しているショート動画サービス「TikTok」。この巨大なユーザー基盤を活用した新たな販路に今、注目が集まっている。2025年6月末、日本国内でもサービスを開始した「TikTok Shop」。TikTok内に統合されたEC機能である。
TikTokユーザーは、「おすすめ」フィードやショート動画、ライブ配信を通じて商品を発見し、直接商品を購入、決済までアプリ上で完結できるのが特徴だ。他の主要SNSの場合、そのタイムライン上で気に入った商品を見つけたら、外部のECサイトに遷移して購入、決済する必要がある。TikTok Shopは、商品の発見と購入がシームレスに結びついていることから、「ディスカバリーEコマース」とも呼ばれる。
■日経BP
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