2025年1月14日火曜日

体にいいナッツ5種 がん予防や認知機能維持などに効果

 血圧低下や抗炎症作用なども、ナッツごとに違う豊富な栄養素や健康効果

この記事の3つのポイント

  1. ナッツ類は健康効果が高く、がんや心血管疾患のリスクも低減
  2. 高カロリー食品だが、適量の摂取ならば体重増加しにくい特性
  3. 特徴が異なる複数種を一緒に食べれば幅広い効果を期待できる

 ナッツ類にビタミンやミネラルが含まれていることはほとんどの人が知っているが、どんなふうに健康に良いかについてはどうだろうか。ナッツ類を取ることには、がんリスクの低下、骨の強化、血糖値の安定化による糖尿病リスクの低下などの効果がある。2019年に学術誌「Advances in Nutrition」に発表された研究によると、毎日28gのナッツ類を食べることで、心血管疾患のリスクが21%も下がるという。

 最も驚くべきは、ナッツ類はカロリーが高いにもかかわらず、適量の摂取であれば体重増加を促さないことかもしれない。

 それどこか、ナッツ類を定期的に摂取する食習慣は、体重増加が抑えられることと関連づけられていると、米ハーバード大学医学大学院の肥満・栄養疫学者であるディアドラ・トビアス氏は言う。理由は、ナッツに含まれる脂肪分、食物繊維、タンパク質が満腹感をもたらし、空腹の苦しみを紛らわせ、腸を健康にするからだ。

 さらに、ナッツ類のカロリーの一部は便として排出されるため、たとえばアーモンドやクルミは吸収されるカロリーが従来考えられていたより20%以上少ないことが2016年の研究で明らかになっている。



■日経ビジネス電子版
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2025年1月8日水曜日

速い?、速くない? #パフォーマンス

花火の先端にレッドシーラントを塗布する

商業施設は「広告メディア」に 場所貸しの限界、テナント誘致の秘策

 商業施設の景色が今、変わっている。新型コロナウイルス禍でECが加速する一方、商業施設内では空床が目立つように。転じて増加しているのが、ポップアップストアやイベントなどを組み替えて開催できる、自由なスペースで構成されるフロアだ。そこにあるのは、立地だけではない付加価値が施設の生命線になりつつある現実。変わりゆく商業施設のマーケティング戦略を探った。

 人気のアパレルや雑貨店、飲食店が軒を連ねる一方で、地下には銭湯、上階にはデザイン事務所やフォトスタジオ、ラジオ局が入っているかと思えば、フロア全体が期間限定のイベントスペースになっている階もある──。

 アパレルなどが核となっていた既存店舗とは一線を画す。商業施設の景色が今、変わっている。

 最近の商業施設で起きている最も大きな変化は、常設店の区画が減少傾向にあることだ。出店側のニーズの変化に伴い、施設側はポップアップストアの出店区画やイベント区画など、自由に組み替えられるスペースを拡充している。

■日経クロストレンド
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